ヘアカラーとカツラは薄毛を進行させる?

髪を育てるための必須条件は、頭皮を健康な状態にしてヘアサイクルを正常化させることです。

育毛剤で薄毛解消の努力をしているときに、ヘアカラーやカツラを併用しても大丈夫なんでしょうか。アンチエイジング治療の第一人者である宇津木龍一先生の著書『シャンプーをやめると、髪が増える』には、「ヘアダイは肌に最悪」、「カツラをかぶると、薄毛が進む」と書かれています。

ヘアカラーは薄毛を進行させる?

リクルートライフスタイルが 20~69歳の男女を対象に行った「白髪に関する意識調査2018」によると、白髪が気になり出した平均年齢男性が37.9歳、女性が41.3歳。男女とも白髪は老けて見えるというマイナスイメージがダントツでした。対策として始めた白髪染めに何を使っているかは、男性が「自宅で市販の白髪用ヘアカラーで白髪染め」65.5%、「サロンでの白髪染め」24.4%、女性が「サロンでの白髪染め」56.1%、「自宅で市販の白髪用ヘアカラーで白髪染め」49.4%でした。

 

白髪が気になりだした年代は、同じくリクルートの調査によると、育毛剤・発毛剤の使用が増加した年代とかぶっています。「市販の育毛エッセンス等」で薄毛対策をしている男性は30代、40代、50代とも第1位。女性は40代、50代とも第1位でした。

 

白髪染め

 

しかし宇津木先生によると、ヘアカラー(白髪染め、おしゃれ染め)の成分には、発がん性が指摘されているだけでなく、頭皮アレルギーを起こす人が多い(アレルギーを起こさない人のほうが珍しい)のだそうです。

ヘアカラーはシャンプーよりもひどい炎症を頭皮に起こし、毛根が傷んで抜け毛や薄毛の原因になります。

しかもヘアカラーの影響は頭皮だけにとどまらず、肌にも及んで2か月持続するのだとか。髪を洗うたびにヘアカラーの成分が髪から落ちて、顔や身体に付着します。炎症によって肌が老け、シミ・シワの原因になり、シャンプーを毎日微量ずつ肌から注射しているのと同じで健康にも悪いのだそうです。

 

ヘアカラー

 

美容師さんから聞いた話によると、健康に悪い成分ほど肌から吸収されて内臓に溜まっていき、「女性の開腹手術をするとコスメの甘い匂いがする」というのは、外科医がよく言っていることだそうです。

どうしても髪を染めたければヘアカラーよりは、自然成分のヘナ。もしくは害がずっと少ないヘアマニュキュアやカラートリートメントを使ったほうがいいでしょう。購入前にパッケージを見て、危険な化学物質が配合されていないかをチェックすることをおすすめします。

カツラは薄毛を進行させる?

手っ取り早い薄毛対策として、増毛よりもカツラ(ヘアウィッグ)を使用したほうが安上がりという声も聞きます。しかし宇津木先生は「カツラをかぶると、薄毛が進みます」ときっぱり言い切っています。なぜなら頭皮が蒸れるから。

 

かつら

 

頭皮が蒸れて湿気が多いという状態は、頭を水に浸しているのと同じで、それが長時間に及ぶほど頭皮は水分を吸ってふやけてしまいます。

そしてカツラを取った瞬間から頭皮が乾燥し始めます。本人は「あー、スッとした!」と気持ちいいかもしれませんが、頭皮の外側から乾燥が始まり、内側は湿った状態のまま残されるとどうなるでしょう。頭皮の細胞は縮んだほうの外側へと反ってしまいます。

これにより生じた隙間から水分がどんどん蒸発。乾燥した頭皮は新陳代謝が悪くなってヘアサイクルが乱れ、毛母細胞の作られるサイクルが遅くなります。

ヘアウィッグ

さらにはカツラを固定するときのホックの物理刺激によって、ホックの当たる部分の肌が炎症を起こし、遅かれ早かれ必ずハゲてくるのだそうです。一時しのぎのカツラが永遠のハゲを作るだなんて、笑いごとじゃありませんよね。

健康な髪であっても、ヘアサイクルが一回りするのには約4~ 6年かかります。何回も生まれ変わってくれるよう、健康な頭皮を保つ努力は欠かさないようにしましょう。

育毛剤のチャップアップには55種類もの天然成分と15種類のアミノ酸が配合されていて髪を健やかに育て、柔らかく適度な湿り気がある頭皮をキープします。白髪染めを使うのなら、育毛剤を併用するのがハゲ防止には必須の対策になります。

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